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蜂の子の採り方

栄養豊富で、健康や美容に役立つとして人気な蜂の子。しかし蜂の子はどのようにして調達されているのでしょうか?蜂の子の中でも特にメジャーなスズメバチの蜂の子の採取方法について解説します。

蜂の子の採取方法

蜂の子を採るスズメバチなどの蜂は、ミツバチと違い養殖が困難です。そのため自然界で巣を見つけ、採取する必要があります。蜂の子の採り方は大きく分けて二種類あります。ここでは蜂の子の採り方をお伝えします。

蜂の巣のありそうな場所で蜂を待つ

蜂の子として食べられる蜂は、主に土中や木のうろの中などに巣を作ります。そのため、なかなか目視で巣を見つけることは困難です。そのため蜂の巣のありそうな林の中などで待機し、蜂の通過を待ちます。
特に低空を飛行している蜂は、巣に戻ろうとしている可能性が高いため、そのような蜂を追跡して巣を見つけます。巣が発見された後は親蜂の攻撃を避けるため、親蜂を眠らせることが必要です。
そのため、蜂の巣を煙でいぶして親蜂を麻痺させます。その間に巣を掘り起こし、中の幼虫を採取するのです。蜂の子の採取が盛んな地域では、採取用に開発した専用のけむり玉を使用する地域もあります。

エサで蜂をおびき寄せる

もう一つの採取法は、エサで蜂をおびき寄せる方法です。肉や魚などに綿をつけたものを置き、蜂をおびき寄せ巣まで運ばせます。綿は蜂を追跡する際の目印です。無事に追跡できれば巣が発見できます。
巣が見つかった後は、一つ目の方法と同じく煙で巣をいぶして親蜂を麻痺させて巣ごと幼虫を採取します。蜂の駆除と違い、殺虫剤は使用しません。殺虫剤の毒素が蜂の子に付着し、食用にならなくなるからです。

蜂の子採取は危険!

ただし、蜂の子の採取には危険も伴います。特にスズメバチは攻撃的な面があり、巣に近づく外敵を集団で攻撃してくるので危険です。
スズメバチに刺されて死亡する事故も毎年発生していますので、知識や経験のない人はむやみに採取しないようにしましょう。また、蜂の子の採取の経験があっても、一度蜂に刺された人は、また蜂に刺されると、アナフィラキシーショックと呼ばれるアレルギー反応が起こる可能性があります。死亡する危険性もあるので、蜂に刺された経験のある人も、蜂の子の採取は止めましょう。

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