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蜂の子をおいしく食べる!レシピ編

蜂の子には色々な食べ方があります。古くから食べられてきた歴史があるので、伝統的な調理法でも食べられますし、新しく発明された食べ方もあります。どの食べ方も、基本的に蜂の子を丸ごと使用しているので、蜂の子の栄養を丸ごと摂れる特徴があります。
それぞれの調理法で味や見た目に違いがありますので、自分に合う調理法でできた蜂の子を食べると良いでしょう。下準備編も参考にしてみてください。

栄養豊富で健康効果が高い蜂の子

蜂の子とは(クリックで展開)

蜂の子は良質なたんぱく質をはじめ、ビタミン類やミネラル類が豊富です。そのため、世界中で食べられてきた歴史があります。親蜂に刺される危険性はありますが、大型の動物よりも捕獲がしやすく、一度に大量に採取できるメリットもあります。山間部など、魚介類の入手が難しかった地域では、貴重なたんぱく源として食されてきました。
日本では主に、クロスズメバチの幼虫やミツバチの幼虫が蜂の子として食用にされています。現在でも長野県などで蜂の子は食べられています。最近ではネットの通販でも購入が可能です。伝統的な蜂の子料理以外にも、サプリメントも販売されています。

今回は自宅で調理できる、蜂の子料理のレシピを紹介します。

美味しい蜂の子のレシピ8選

蜂の子は、調理の仕方により色々な料理として楽しめます。伝統的な料理のレシピから、簡単にできるレシピまで色々な味が楽しめる食材です。今回はおすすめの蜂の子レシピを8つ紹介します。好みの料理で、蜂の子を美味しくいただきましょう。

蜂の子の佃煮

蜂の子の佃煮は、蜂の子の伝統的な料理の代表格です。蜂の子が食べられてきた地域で育った人は、子供の頃から食べてきた経験があるかもしれません。ここでは砂糖を使わずに、はちみつを使用するレシピを紹介します。さなぎも一緒に調理しましょう。幼虫とは違う食感が楽しめます。

材料 ・蜂の子 200g ・はちみつ 50g ・醤油 50ml みりん 50ml 日本酒 25ml

作り方

(1)蜂の子を、油を引き熱したフライパンにいれる。蜂の子は生の状態のものを使用するか、味付けをしていない瓶詰めや缶詰めのものを使用する。そのままへらなどを使い、優しく炒ります。蜂の子がカラッとしてきたら、一端フライパンから皿などに移す

(2)鍋ではちみつ、醤油、みりん、日本酒をとろみがでるまで煮立たせる。

(3)火を止めて、2に蜂の子をいれ全体に絡める。皿などの容器に移してできあがり。

蜂の子の五平餅

蜂の子の五平餅も、昔から親しまれてきた郷土料理のひとつです。

蜂の子の五平餅について詳しく(クリックで展開)

主に中部地方の蜂の子が採れる山間部で作られる料理で、五平餅の材料に蜂の子を使用します。普通の五平餅に比べて蜂の子のコクが感じられ、独特の風味がします。
栄養面でも蜂の子の栄養素を丸ごと摂取できるので、健康効果や美容効果が高い料理といえます。五平餅は昔から作られている地域以外では、中々食べる機会がありません。今回紹介するレシピを元に、ご自身で作ってみてはいかがでしたでしょうか?おいしくて栄養満点の蜂の子の五平餅が楽しめます。

材料(2人分) ・蜂の子 30g ・ご飯200g ・味噌 大さじ2 ・砂糖 大さじ2  ・みりん 小さじ2 ・すりごま 小さじ2 

作り方

(1)すりこぎなどにご飯を入れ、粘り気がでてくるまでこねる。五平餅はもち米を使用せずに、通常の白米を使用して作ります

(2)割りばしなど太めの串に、楕円形になるようにご飯をつける

(3)蜂の子、味噌、砂糖、みりん、すりごまを練りタレを作る。蜂の子をすり潰すため、すり鉢を使用してよくすり潰す。タレを餅にしっかりとのせて焼くため、ジャムくらいの粘度があるとよい

(4)タレをつけていない状態の餅を、表面に軽く焦げ目がつくくらいに焼く。伝統的な調理法では囲炉裏で焼くが、トースターやガスコンロに焼き網を敷いて焼いてもよい。
トースターで焼く場合は、串が焦げないようにアルミホイルで串の部分を覆う

(5)(3)で作ったタレをつけて焼く。蜂の子の食感も楽しみたい人は、タレにすり潰していない蜂の子を入れて焼いてもよい。表面があぶられて、香ばしい香りがしてきたらできあがり

蜂の子のバター炒め

簡単に蜂の子の旨みを引き出してくれるレシピが、蜂の子のバター炒めです。作り方も簡単で、いつもの食事に1品足して出したいときにも最適です。おやつにすると、健康的なおつまみとして楽しめるでしょう。甘く味付けをしたいときは、できあがったものにハチミツをかけてもおいしく召し上がれます。

材料 ・蜂の子 100g ・バター 10g ・醤油 適量 

作り方

(1)フライパンにバターを溶かす。火加減は中火にしておく

(2)バターが溶けだしたら蜂の子を入れて炒める。軽く焼き色がついたら醤油を入れ、さらに軽く炒めて完成

蜂の子の素揚げ

蜂の子は揚げ物として調理してもおいしく頂けます。カラッと揚げると香ばしさが増して、ついつい伸ばす手が止まらなくなる素揚げができあがります。調理法も簡単なので、蜂の子料理の初心者にもおすすめです。

材料 ・蜂の子 50g~ ・サラダ油 適量 ・塩、コショウ 適量

作り方

(1)鍋にサラダ油を入れ、160℃ほどに加熱する。生の蜂の子は、あまり高温の油に入れるとお腹が破裂してしまう場合があります。そのため、160℃を超えない温度の油で揚げます。
蜂の子がカラッと揚がり、表面に浮いてきたらすくい取ります

(2)塩やコショウなど、お好みの調味料で味付けをしてできあがり

蜂の子の唐揚げ

蜂の子は素揚げのほか、唐揚げにしてもおいしく頂けます。素揚げよりは手間がかかりますが、慣れればこちらも簡単に作ることができます。蜂の子レシピのレパートリーのひとつとして覚えておくと良いでしょう。

材料 ・蜂の子 50g~ ・サラダ油 適量 ・片栗粉 適量 塩、コショウ 適量

作り方

(1)蜂の子に片栗粉をまぶす。その間にサラダ油を温め、160℃ほどに加熱しておく

(2)片栗粉をまぶした蜂の子を鍋に入れる。表面がきつね色に揚がり、浮き上がってきた らとりだす

(3)蜂の子をキッチンペーパーにのせ、油を落とす。器に盛りつけ、塩、コショウで味付けをしたらできあがり。
今回は片栗粉を使用するレシピを紹介しましたが、市販の唐揚げ粉を使用して調理しても良いでしょう

蜂の子の雑炊

雑炊は食材の栄養素を丸ごと摂れる優れた料理です。雑炊の具として蜂の子を使用すれば、おいしく栄養バランスも良い蜂の子雑炊ができあがります。
寒い季節には身体も温まる、健康効果や美容効果が高い蜂の子雑炊をお試しください。

材料(2人分) ・蜂の子 40g ・ご飯 300g ・味噌 大さじ2 ・ダシ(顆粒)小さじ1・水 400㏄  ・卵 1個 ・ほうれん草 1把

作り方

(1)ほうれん草をざく切りにして、沸騰させたお湯に入れる。ダシもほうれん草と一緒に入れる

(2)ほうれん草が柔らかくなったら、一旦火を止め味噌をいれる

(3)卵を溶き、再び火をつけた鍋にいれる。さらに蜂の子もいれ混ぜ合わせる

(4)ご飯をいれて火を止める。鍋に蓋をしてしばらく蒸らす。器に移してできあがり

蜂の子の卵焼き

蜂の子は、卵焼きの具としてもおいしく頂けます。東南アジアでは蟻の子を卵焼きに加えて食べる習慣があります。蟻に近い仲間である蜂の子も、卵焼きに相性が良い食材といえるでしょう。
柔らかい卵焼きの中に、ほどよい歯ごたえがある蜂の子が入った蜂の子の卵焼きをお楽しみください。

材料(2人分) ・蜂の子 10gほど ・卵 2個 ・だし醤油 適量 ・サラダ油 適量

作り方

(1)ボールで卵を溶き、蜂の子とだし醤油をいれて混ぜる

(2)サラダ油をうすく引いたフライパンに1の材料を流し込み、卵焼きを焼く

(3)皿に卵焼きを移し、好みでゴマなどを振りかけてできあがり

へぼ飯(蜂の子の炊き込みご飯)

へぼ飯のへぼとは、蜂の子を意味する方言です。岐阜県の山間部などでは、蜂の子はこの呼び名で呼ばれています。へぼ飯は蜂の子の伝統的な料理のひとつです。現在でも、味が良く栄養価も高いへぼ飯は、蜂の子レシピの中でも人気があるレシピです。
へぼ飯は蜂の子と身近な食材、調味料で作ることができます。是非ご家庭で蜂の子の伝統的な料理作りに挑戦してみてください。

材料(4人分) 蜂の子 100gほど 白米 3合 酒 大さじ3 みりん 大さじ3 醤油 大さじ2 ダシ(顆粒) 大さじ1

作り方

(1)サラダ油をひいたフライパンで、蜂の子を軽く炒める

(2)炊飯器に白米と調味料をいれ、3合目の目盛りまで水をいれる

(3)2に蜂の子をいれ、ご飯を炊けばできあがり。好みで醤油などをたらしても良いでしょう。また、蜂の子以外にもタケノコや油揚げを一緒にいれてもおいしく頂けます。

美味しく蜂の子を食べよう

さらに詳しく(クリックで展開)

蜂の子の美味しい食べ方はいかがでしたでしょうか?今回は伝統的な食べ方から、比較的新しい食べ方まで、人気が高いレシピを紹介しました。
一般的に蜂の子は、あまり慣れ親しまれていない食材かも知れません。見た目に抵抗がある人もいるでしょう。しかし、蜂の子は優れた栄養バランスを誇る、健康効果や美容効果が高い食材です。そのため、世界中で古くから食べられてきた歴史があります。
蜂の子の効果に興味があるけれど、どのようにして調理して良いか分からない、蜂の子を美味しい食べ方で食べたい、という人は是非今回の記事を参考にしてみてください。きっとあなたに合う、美味しいレシピが見つかるはずです。美味しく蜂の子を食べて、美容と健康に役立てていきましょう。

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