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家庭での蜂の子採取方法
10月末頃、蜂の子を採取するために、まず7月中旬に蜂のすがり追いという作業をします。これは、見つけた巣に煙をたくことで、中の蜂を酔わせ、その間に地中から巣を掘り出します。
これを持ち帰って、再度地中に埋め、巣が大きくなるのを待つのです。そのためには、女王蜂がいないと意味がないので、女王蜂の確認は必須です。
養蜂用の穴を掘り、発泡スチロールの箱を入れておきます。そして、掘ってきた巣を元通りの層の順に重ね、酔いから醒めた蜂を巣の上に入れ箱の蓋を被せ、その上に土を載せます。その際、蜂の出入り口を確保します。
更にその上に、草や芝を載せて、暑さから巣を守るようにします。最近はジバチの保護のために、蜂が全て出て行くまで、掘り出すのを待ちます。
10月末になると、来年も巣を作る女王蜂がどんどん出て行き、女王蜂は一度巣を出ていくと同じ巣には戻らない習性があります。この頃、巣が大きくなっているので、7月に行った作業と同様、巣の入口で煙をたき、蜂を酔わせて、中の巣を掘り出します。
そして、一枚一枚の皿の蜂の子が入っている穴の蓋を一つずつ取り外します。とても手間がかかりますが、手作業で行います。最後に、巣をひっくり返し、蜂の子をむき出して作業終了です。