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蜂の子ごはん
栄養満点の蜂の子を食べる習慣は、昔から郷土料理などでありました。 調理方法としては、生食、炒める、つくだ煮、炊き込みご飯(ヘボ飯)があります。
昔からある蜂の子の入手方法は、捕まえた成虫の蜂に、綿の印をつけて巣まで追いかけ、蜂の巣ごと奪ってしまい、巣から蜂の子を突き出すのが一般的でした。
現在では、国内生産が需要に追い付かず、専門業者が海外輸入した蜂の子を、冷凍パックなどで購入することも出来ます。
蜂の子ご飯の作り方は、油を引いたお釜に、蜂の子を入れて炒め、醤油・酒・砂糖で味付けをします。(蜂の子を油は引かずに、カラ炒りしてから味付けをする地方もあります)
次に野菜の具(ニンジン、ゴボウ、エノキ、サトイモ、油揚げ)を加え、混ぜます。
そのお釜に、米を加え、しっかり混ぜてから水+お酒で炊き上げます。
炊き上がったら、長ネギを入れて蒸らします。
蜂の子ご飯には、味付き混ぜご飯の中に見え隠れする、蜂の子のありのままの姿に、食べるのを考えてしまうインパクトの強さがあります。
けれど、蜂のサナギはエビのような触感と味、幼虫は独特な触感と甘みがあり、混ぜご飯との相性は抜群です。そして、蜂の子の栄養価も抜群です。
長野県では、炊いてパックに入っている蜂の子ご飯が販売されています。蜂の子の佃煮でも混ぜご飯が出来ます。
まずは現地で実食してから、材料を調達して、調理されてはいかがでしょうか。